援助交際の歴史
10月 16th, 20111980年代前半の少女売春は組織を構成し、そこから人から人へと伝わっていくアナログ的な方法でなされていました。
要は女の子が一人で動くというのは困難だったのです。
1985年にテレクラが出現して以降、女の子たちはいろんな男性と出会えるようになっていったのです。
テレクラの出現以降は、これまでのような組織に属して行う売春よりも、個人や友達同士のグループでテレクラを使って売春するという手段が増えていきました。
1990年代に入るとポケベルが人気を集め、女の子たちの連絡手段として一役買っていました。
携帯電話はまだまだ学生が買えるような値段ではありませんでした。
ですから、組織の人間が取り仕切っていた女の子たちに渡して、少女売春は合理化の一途を辿っていったのです。
この頃にはすでに、女の子たちの間では援助交際と言う言葉に変わっていたようです。
1990年代半ばに「援助交際」という名前を利用して、ダイヤルQ2を使い女子高生に売春を斡旋していた組織が検挙されました。
この事件をきっかけにマスメディアは「援助交際」を社会問題として取り上げたのです。
2000年に入ると前の年に始まったNTTドコモのIモードが爆発的に流行り、携帯電話自体も学生が簡単に手に入れられるようになっていたのです。
これと時を同じくして、出会い系サイトが続々と姿を現し、パソコンを所持していない中高生も容易に出会い系サイトを使うことができるようになりました。
これにより、援助交際はアナログからデジタル…要はネットを使って行われるようになっていったのです。
そしてこれまでのように、不良グループに属さなくても、個人で援助交際ができるようになったため、一見普通の子までお金を目当てに出会い系サイトを使って援助交際の相手を探し、行っていくようになったといいます。
また男の人からすると、まったくの素人である女子高生を買えるという事で出会い系サイトに群がるようになり、1999年末に児童買春・児童ポルノ処罰法が定まるまでは、湧き上がっていたものです。
そして今もなお、ネットを使って男女が連絡取り合えればいいのですから、いろいろと姿を変えて援助交際は続いているのです。
タグ: 援助交際